宮崎県の天然記念物に指定されているアカウミガメの保護に向けて、行政や関係団体による連絡協議会が宮崎市で開かれました。

これは、アカウミガメの産卵時期を前に毎年開かれているもので、県内の保護団体や産卵場所となっている自治体の職員などおよそ40人が参加しました。

会議では、昨年度、県内の海岸で、アカウミガメの上陸回数が1194回、産卵回数が755回確認されたと県の担当者が説明。このあと、各保護団体が活動内容を報告しました。

(活動報告)
「ふ化した子ガメがストレスなく(海に)戻っていけるような場所があれば、(卵を)移植できるところがあればそういったところも検討していってみたいと思っている」

県では、今後も、各学校にポスターを配布するなど、アカウミガメ保護の啓発活動を行っていきたいとしています。