今週末からいよいよゴールデンウィークが始まります。今年は、平日2日間を休むと最大9連休となっています。
新型コロナの影響でこれまで苦境に立たされてきた旅行業界、今年のゴールデンウィークの予約は好調で、旅行需要が回復傾向にあるようです。

ゴールデンウィークまであと4日。
街で期間中の過ごし方を聞いてみると…

(10代)
「京都の方に旅行に行く予定。4泊で行きます」
(20代)
「友達と食べ歩きに行きます。大分に」
(20代)「ゴールデンウィークは海外に行こうかなと思ってます。(Q.どちらに行かれる?)マレーシアの方に。1週間ぐらい楽しみ。これのために頑張ってきたので」

戻ってきた県民の旅行熱。
宮崎市内の旅行会社でも予約が好調なようです。

(宮交トラベルセンター 大山伸二センター長)
「おかげさまで日帰りのバスツアーに関してはゴールデンウィーク期間中は全て満席になっております」

宮交トラベルセンターでは、ゴールデンウィーク期間中、2019年以来4年ぶりにバスツアーを実施。

鹿児島県の「かのやばら祭り」や、佐賀県の有田陶器市へ行く日帰りバスツアーを予定しています。
予約が好調だったため追加便も出しましたが、すべて満席という人気ぶりです。

(宮交トラベルセンター 大山伸二センター長)
「コロナが収まってきてまた皆様、県内だけではなくて県外にも目を向けていただいているのかなというのが予約状況からはわかってきたところでございます」

また、宮交トラベルセンターでは、海外旅行も企画。
およそ3年ぶりに台湾へ直行便で行く旅行商品を販売しました。

回復の傾向を見せる旅行需要。今後の見通しについては…

(宮交トラベルセンター 大山伸二センター長)
「全国旅行支援が終わると、これまで何かしらの支援があった、こういったツアーに関してもなくなるので、本当にそこからが正念場かと。そこに向けて新しく商品を準備していきたいというふうに考えております」

最大9連休となる今年のゴールデンウィーク。
今後に向けて本格的な旅行需要回復のきっかけになるのか、旅行業界から期待が寄せられています。