宮崎市の高校では、調理科で学ぶ生徒たちが技術の向上を願う「包丁入魂式」が行われました。

包丁入魂式は、宮崎市の日章学園高校が調理科の新入生を対象に毎年行っているもので、真新しい実習服を身に着けた1年生110人が出席しました。

式では、生徒の代表らが神前に玉ぐしを捧げたあと、甲斐勝弘校長が「実習を通して技術を習得し、一流の料理人になってほしい」と激励しました。

これに対し、野村ひかりさんが誓いの言葉を述べました。

(日章学園高校調理科1年 野村ひかりさん)「料理人の魂である包丁に敬意を払い誠心誠意修行に努め精進することをここにお誓い申し上げます」

(生徒)
「(包丁を使うのは)ちょっと緊張します。しっかり丁寧に扱っていきたいです」「おいしい料理で食べた人を笑顔にできる料理人になりたいです」

生徒たちは、それぞれの名前が刻まれた包丁を使い、これから3年間、和食や洋食などの料理の腕を磨くことになっています。