歌舞伎俳優の中村扇雀さんと中村虎之介さんらが、国立劇場 令和5年6月歌舞伎鑑賞教室『日本振袖始 一八岐大蛇と素戔嗚尊一』の取材会に登壇しました。
取材会で扇雀さんは、“鑑賞教室で歌舞伎に興味を持って、何か歌舞伎の仕事をしたいなと言って、門戸を叩いたという子もたくさんいますので、日本には、こんなに素敵な演劇、伝統芸能が残っているということを肌で感じてもらう演目ですので、僕たち歌舞伎を残していこうと思ってる人間にとっては、とても大切な公演ですので、学生さんたちに、1人でも多く、歌舞伎に触れていただくこの機会に、ちゃんと国立劇場大劇場の公演でも、同じ内容お見せできるようなしっかりしたものを作って、子どもたちに若い子にこの歌舞伎の素敵な魅力をお伝えできればいいなと思っております。”と話しました。
歌舞伎鑑賞教室で解説を務める虎之介さんは、“解説4度目なんですけど、今回は1回目、2回目、3回目と全部合わせた集大成のような、「歌舞伎のみかた」にしたいなと思っておりまして、今回は、お客様の目線、学生目線からも楽しめるような「歌舞伎のみかた」にしたいなと思っていますし、やっぱりこの「歌舞伎のみかた」っていうのは、その芝居に入る前のただの説明ではなくて、僕はひと演目だと思っているので、次の演目につながるような良い解説にしたいと思っています。”と意気込みを語りました。
国立劇場 令和5年6月歌舞伎鑑賞教室『日本振袖始 一八岐大蛇と素戔嗚尊一』は6月2日(金)から6月24日(土)まで国立劇場大劇場で上演します。
【担当:芸能情報ステーション】














