G7宮崎農相会合を終えたG7の閣僚らは、23日午後から宮崎市内の農業関連施設などを視察しました。

閣僚らは、まず宮崎神宮を訪れ、収穫に感謝する新嘗祭の行事を再現した、巫女による舞や、神前に農産物などが供えられる様子を見学しました。

このあと一行は、宮崎市内のマンゴー農園を視察。

生産者から、果実をネットに包み、自然落下するまで待って収穫することなど、栽培技術について説明を受けたあと、宮崎のブランドマンゴー「太陽のタマゴ」を試食しました。

(マンゴー生産者・仁田脇義彦さん)「ほんとにこんな貴重な経験をさせていただいて大変光栄に思っております。宮崎のマンゴーがやはり世界の皆様にも通用するんだというのをきょう確信しましたので世界に広がっていくといいなと思います。」

そして、宮崎農業高校で最先端のスマート農業の実演を視察したほか生徒から少ない量の土で効率的に野菜を育てる取り組みについて説明を受けました。

(宮崎農業高校の生徒)「(今回のG7で)それぞれの国の農業についてたくさん学べた部分もあるのでそれを宮崎の農業にかかわらず日本の農業に広めていきたいなと思います。」

G7宮崎農相会合は宮崎農業高校の視察で2日間のすべての日程を終えました。