統一地方選挙の後半戦が告示され、福岡県内では3つの市長選挙と14の市議会議員選挙の期日前投票も始まりました。このうち田川市長選挙は「情報公開」や「まちの活性化」をめぐって激しい論戦となっています。
田川市長選挙には3期目を目指す現職の二場公人(ふたばきみと)氏(66)と田川市議で新人の村上卓哉(むらかみたくや)氏(52)の2人が立候補しています。現職の二場氏の出陣式には地元選出の武田良太衆議院議員が応援に駆けつけました。
武田良太氏「実直で真面目な二場さんは、何かぶっきらぼうな男に見えるかもしれませんが、ともすればあか抜けて見えないかもしれませんが、本当にこの2期の間、田川市民のために学び実践し頑張ってこられた」
また、田川市周辺の糸田町や福智町など田川郡の7つの自治体のうち6つの自治体のトップがステージ上に顔を並べたほか、残る大任町の永原譲二町長は会場後ろから様子を見守りました。二場氏のスローガンは「田川再生に全力投球」です。
二場公人氏「成果は必ずいま実りつつある。やっと出かかった、やっと田川の再生が少し光が差してきたところです。この光を消すわけにはまいりません」
一方の村上氏の出陣式。元田川市長の伊藤信勝(いとうのぶかつ)氏のほか、二場氏の出陣式にも出席した添田町の寺西町長も顔を見せました。
寺西明男町長「田川地域、何といっても田川市、そして田川市の皆さん方がやはりリーダーとして引っ張っていく必要があるかと思います。それを一緒になって頑張り支え、浮揚していくのは村上卓哉候補だろうと私は思っております」
村上氏のスローガンは「田川に元気を取り戻す」です。
村上卓哉氏「この機会を逃してしまうと、また今のような私物化された市政が続いてしまいます。私たちと一緒に最後の力を振り絞って、市民のための市政を勝ち取りましょう」
激しい戦いとなっている田川市長選挙、17日から期日前投票が始まっています。また、18日には新宮町など7つの町長選挙と15の町議会議員選挙も告示されます。統一地方選挙後半戦の投開票日は市長選・町長選と市と町の議員選挙のいずれも4月23日となっています。
注目の記事
20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

「拾った小石で竹に落書き」「立ち入り禁止エリアに侵入」京都の人気スポット・竹林の小径で迷惑行為が深刻化...記者の直撃にも悪びれないインバウンド客たち 地元商店街からも嘆き「本当にやめてもらいたい」

【 山本由伸投手 】中学時代のチームの後輩は「並レベルの選手に見えていた、本当にあの人?(笑)」出身の東岡山ボーイズの選手たちは「山本選手みたいに世界を代表するピッチャーになりたい」【ワールドシリーズMVP】

強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

“ニセ警察官”から記者に詐欺電話「保険が不正使用されている」だまされたふり続けると“事情聴取”も…【特殊詐欺手口の全貌】

15年前の“時効撤廃”なければ逮捕されることはなかった 安福久美子容疑者(69) 別事件の遺族は「ぱっと明るくなりました」 全国には未だに350件以上の未解決事件









