陸上自衛隊のヘリコプターが宮古島周辺で消息を絶った事故で、自衛隊は海底を目視で捜索する「飽和潜水」を16日午前再開しました。

竹内伊吹記者
「午前11時前です。飽和潜水が再開されました。潜水艦救難艦「ちはや」が、時計回りに回転して、船上で隊員が作業する様子が見られます」

自衛隊は16日午前、ダイバーが海底を目視で確認する「飽和潜水」を再開し捜索活動に着手しました。

宮古島周辺で陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶った事故では、今月13日に海底で機体の一部と隊員とみられる複数の人の姿が見つかっています。

飽和潜水をめぐっては、14日は潜水士が乗るカプセルの不具合、15日は潮の流れが速かったことなどからダイバーの安全を考慮し作業が中断されていました。