去年11月、ユネスコの無形文化遺産に登録された宮崎県五ヶ瀬町の「荒踊」が、登録後、初めて地元のまつりで披露されました。

五ヶ瀬町三ヶ所坂本地区に400年以上前から伝わる民俗芸能「荒踊」。

去年11月、「荒踊」を含む24都府県41件の「風流踊」が、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。

15日は、地元の春まつりが4年ぶりに開かれ、保存会のメンバー約60人が、登録後初となる「荒踊」を披露しました。

(坂本荒踊保存会・長田豊明会長)「この坂本城址で出来た踊りですので、この地域の方にまず一番に見てもらいたく、このまつりでお披露目することができました」

荒踊は、9月に開かれる三ヶ所神社の例大祭などで奉納されることになっています。