およそ1週間後に控えたG7サミット農相会合に向け、歓迎ムードが高まっています。

南九州ファミリーマートはG7にちなんだ記念商品を販売することになり、宮崎県の河野知事を表敬訪問しました。

また、宮崎市の小学校では、各国の代表を歓迎するウエルカムボードを制作しました。

(下川祥子記者)
「G7サミット農相会合の開催まであと8日となりました」

14日は、南九州ファミリーマートの飯塚 隆 社長ら関係者3人が県庁を訪れました。

南九州ファミリーマートは、今回、宮崎牛を使った弁当や、日向夏の爽やかさを味わえるチーズケーキなどG7にちなんで7つの記念商品を開発。
県内と鹿児島県のすべての店舗で今月18日からおよそ2週間販売することにしています。

(南九州ファミリーマート経営企画室 田之上祐成さん)
「宮崎牛、マンゴーという高価な贅沢な商品をお手ごろな価格で提供したいなと思って商品の開発をしております。ファミリーマート全体的に全店舗一丸となってG7を盛り上げていきたいなと思っております」

一方、こちらは、宮崎市高岡町の穆佐(むかさ)小学校。
14日、5年生20人が各国の代表らを歓迎するためのウエルカムボードを制作しました。

(下川祥子記者)
「子どもたちが手作りしたこちらの折り紙、県内で生産が盛んなピーマンを形どったものなんです。」

ウェルカムボードは、県内26市町村の小学生が手作りしたあわせて1万枚の折り紙を張り付けて完成させることにしていて、穆佐小の児童たちは1枚1枚丁寧に作業していました。

(制作した児童)
「宮崎県の小学生が頑張って折ったピーマンを想いを受け継いでしっかり貼れました。」
「(穆佐小学校の)5年生みんなで一生懸命張り付けてやったボードを代表の人たちが見て喜んでくれたらうれしいなって思います。」

ウェルカムボードは、各校で制作したあわせて16枚をボードをつなぎあわせて会場に設置されます。

(小学生たち)「Welcome to Miyazaki!」

G7サミット農相会合は、宮崎市のシーガイアで今月22日と23日に開かれます。