行動制限の緩和などにより、商業施設の業績が上向いています。
「アミュプラザみやざき」の昨年度の営業実績が発表され、入館者数は、1100万人余りと、前の年度を15%上回りました。
「アミュプラザみやざき」を運営するJR宮崎シティによりますと、昨年度の売り上げ高は、前の年度を9億円上回る73億円でした。
また、入館者数は、前の年度を140万人以上上回る1107万人となっています。
アミュプラザみやざきは、コロナ禍の2020年11月に開業。
オープン当初は、思うようにイベントが実施できませんでしたが、行動制限の緩和により、昨年度は、イベント会場となっているアミュひろばの稼働日数が100日となりました。
(JR宮崎シティ 山崎慎介社長)
「(来館者数など)まだまださらに伸ばしていけると思っている。それよりも街なかの回遊をいかに増やして、エリアとしての価値を高めていくか、そこが最も大事だと考えていますので、より地域連携、商店街、行政、一緒になって中心市街地の活性化に努めてまいりたい」
JR宮崎シティでは、プロ野球キャンプが有観客となったことや青島太平洋マラソンで県外客が訪れるようになったことも業績が上向いた要因としています。