東京オリンピック・パラリンピックの大会遺産として、宮崎県の施設に、実際に使用された観客席がお目見えしました

県防災庁舎1階のロビーに、14日から展示されている観客席。
東京オリンピック・パラリンピックの競泳競技会場で使用されていたものです。

近年のオリンピック・パラリンピックでは、大会を通じて整備される設備などを社会資産として再利用する取り組みが展開されています。

この一環として、県ではオリンピックなどで使用されたおよそ1200の観客席を、2027年に宮崎で開催予定の国民スポーツ大会・障害者スポーツ大会の会場で使用することにしています。

(宮崎県国スポ・障スポ準備課 河野裕一郎さん)
「多くの方にこの椅子に触れて、実際に座ってもらい、国スポ・障スポに向けて機運を高めていきたい」

観客席は、来年の3月15日まで展示されることになっています。