宮崎市は、子どもたちがパソコンやスマートフォンで電子書籍を無料で借りられる「子ども電子図書館」のサービスをスタートさせました。

「子ども電子図書館」は、子どもたちの読書の機会を増やそうと、宮崎市が、13日から始めたサービスです。

利用できるのは、宮崎市立図書館の利用者カードを持っている人で、パソコンやスマートフォン、それにタブレットを使い専用のサイトでIDとパスワードを入力すれば電子書籍を借りることができます。

電子書籍は小中学生を対象にしたもので、2週間まで借りられる本が3630冊、貸出期限がなくいつでも読むことができる本がおよそ500冊、音声読み上げ機能に対応している本がおよそ680冊あります。

(宮崎市 清山知憲市長)
「コロナ禍でなかなか図書館に足を運べなかったとか、もしくは図書館に足を運ぶのも難しいいろんな障害をかかえたお子さんもいらっしゃるし、そうしたあらゆる立場の方々に、より本を読んでいただけるようなサービスの一環だと思っている」

こうした取り組みは、県内で初めてだということです。