観光地・青島のさらなる魅力アップが期待されます。
宮崎市青島に新しい婚礼施設が開業しました。
コロナ禍で冷え込んでいたブライダル市場が回復の兆しを見せていて、宮崎県内の経済にも良い影響を与えそうです。

(三浦功将記者)
「青島を一望できるこんな素敵な空間で式を挙げることができれば、一生の思い出になること間違いありませんね!」

宮崎市青島に誕生した新たな婚礼施設、「アマンダンブル―青島」。
東京のブライダル大手「ノバレーゼ」が手掛ける県内初進出の施設です。

施設は海に面していて、最大で154人を収容できる披露宴会場もオーシャンビュー!高さ6メートル、幅およそ16メートルの一面ガラス張りの大きな窓からは日向灘と青島の景色が一望できます。

(アマンダンブルー青島 和泉敦也ゼネラルマネージャー)
「県外で(挙式を)考えていた方たちも『宮崎でならしたい』と言う声も多くて、アマンダンブルー青島だとオンラインで会場を案内して成約する県外の人もいる」

結婚情報紙の「ゼクシィ」が行った調査によりますと、九州での結婚披露宴にかける総額は、新型コロナの感染拡大に伴って、ここ数年、低調気味でしたが、去年はおよそ300万円に回復。

来月には、新型コロナの感染症法での位置づけが「5類」に引き下げられることなどから今後、さらなる回復が見込まれています。

また、青島ではリゾート施設などの開業が相次ぎ活気づいていますが、周辺に大きな結婚式場はなかったため、今回の施設の開業による経済効果が期待されます。

(アマンダンブルー青島 和泉敦也ゼネラルマネージャー)
「宮崎県全体の結婚式自体がもっと盛り上がっていくとすごくうれしい。私たちが青島にいることによって、青島自体がもっともっと盛り上がって、パワースポットみたいになっていくとうれしいなと感じている」

かつての新婚旅行ブームの聖地だった宮崎。
アマンダンブル―青島では、さっそく、今週土曜日に最初の披露宴が組まれていて、ここ青島から幸せな夫婦が次々と誕生しそうです。