宮崎県警察本部に新たに設置された「人身安全対策課」の発足式が行われました。

「人身安全対策課」は、増加するストーカーや児童虐待などに迅速に対応するため、先月、県警察本部の生活安全部内に設置されました。

7日の発足式では、人身安全対策課の戸松俊二課長が、山本将之本部長に対し、決意を表明しました。

(宮崎県警察本部人身安全対策課 戸松俊二課長)
「被害者等の安全確保を最優先とした迅速、かつ的確な対応、関係機関との緊密な連携により被害者等の生命、身体等の保護を主眼とした人身安全関連事案対策を強力に推進します」

県内では、去年、児童虐待のおそれがあるとして警察が児童相談所に通告したのは898人にのぼっています。

また、ストーカーに関する相談を445件、DVに関する相談を890件受理したということです。