「後退した認識」東京地裁が早大と元教授に賠償命令も…
4月6日の判決で東京地裁は「俺の女にしてやる」という発言は「許容しがたい性的な不快感を与える」として、渡部氏と大学側に55万円の賠償を命令。

さらに相談した別の教授の発言も不法行為だとして、早稲田大学に5万円余りを払うよう命じましたが、“アカハラ”の主張は認めませんでした。
深沢レナさん
「一応かたちとしては勝訴ということになりましたけれども、学生と教員というかなり立場が非対称な関係であるにも関わらず、まるで対等な関係であるかのような記述がされていて、東京地裁は大学の調査よりもさらに後退した認識だと感じました」
早稲田大学は判決について「極めて慙愧(ざんき)に堪えません。心から深くお詫び申し上げます」 とコメントしています。