日本と韓国の北朝鮮担当の高官が協議し、北朝鮮の違法なサイバー活動を遮断するため、両国が協力していく方針を確認しました。

韓国・ソウルで6日行われた協議には、日本から船越健裕アジア大洋州局長、韓国から金健朝鮮半島平和交渉本部長が出席し、意見を交わしました。

韓国外務省によりますと、船越局長と金本部長は、北朝鮮が挑発を続けることで朝鮮半島と国際社会への脅威を高めていると糾弾。北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対する国際社会の団結した対応をけん引するために、日韓や日米韓3か国の協力が重要だと強調しました。

さらに2人は、暗号資産を盗むなど北朝鮮の違法なサイバー活動を遮断するため、日韓両国が協力していく方針を確認したということです。

7日にはアメリカのソン・キム北朝鮮担当特別代表も交え、日米韓3か国の協議が行われる予定です。