■MLB レッドソックス 1ー4 パイレーツ(日本時間5日、フェンウェイ・パーク)
レッドソックス・吉田正尚(29)は本拠地・パイレーツ戦に“4番・レフト”で先発出場し、4打数無安打1打点で連続試合安打は2でストップした。
前日、メジャー初ホームランを放った吉田は1回、第1打席、1死一、三塁のチャンスでWBCドミニカ共和国代表だったパイレーツ先発R.コントレラス(23)にカウント0-2と追い込まれながらカーブを何とかバットに当ててボテボテのセカンドゴロ、3塁走者をホームに返し、3試合連続打点をマークした。
4回の第2打席はファーストゴロ、1-3と2点を追う6回、2死一塁で吉田の第3打席、151キロのストレートに差し込まれショートゴロ。しかし、ショートのO.クルーズ(24)が1塁へ悪送球。4月2日のオリオールズ戦でも9回2死から吉田の打球をレフトがエラーしサヨナラ勝ちを呼び込んだ。“持っている男”吉田がチャンスを広げたが5番・A.デュバル(34)が三振に倒れ無得点に終わった。
1-4と3点を追う8回には2番・デバース(26)が左中間へ大きな当たりを放ったがパイレーツのセンター・ペ ジファン(23)がフェンスまでの距離を完璧に計算したジャンピングキャッチ。この試合でメジャー初アーチも放った韓国の若手有望株がレッドソックスの反撃の芽を摘んだ。
9回、先頭の吉田がパイレーツの守護神、D.ベットナー(28)から1塁線へのゴロ、これをファーストがエラーして2打席連続で相手のエラーで出塁した。しかし、後続が倒れ得点ならず、レッドソックスは逆転負けで連敗となった。