高知自動車道の伊野(いの)インターチェンジがETC専用の料金所に変わっています。近年のETC利用率の拡大などを踏まえた措置で、高知県内初のETC専用料金所となりました。
NEXCO西日本では社会情勢の変化を踏まえ、3日から西日本にある11の料金所を「ETC専用」とし、県内では初めて伊野インターチェンジが対象となりました。
伊野インターチェンジは3日午前0時から「ETC専用料金所」となっていて、インターチェンジ付近の高速道路上や国道などには「ETC専用」の案内表示が設置されています。
(リポート:京面龍太郎)
「伊野ICから高速道路に乗りますが、見えてきたゲートは『ETC専用』、『ETCサポート』というレーンがある。『一般』レーンが無くなっています。伊野IC、きのうからETC専用になっています」
インターチェンジには、「ETC専用」と「ETC/サポート」の2つのレーンがあり、これまで通行券を受け取ったり現金で精算したりしていた「一般」レーンはありません。ETCが使えない状態の車が誤ってインターチェンジ内に進入した場合、NEXCO西日本では、車をバックさせず「ETC/サポート」のレーンに進み、係員の指示に従うよう呼びかけています。
ETCが使えない車に対しては今のところ、通行券を渡す、現金精算する…という、「一般レーン」と同じ対応をとっていますが、NEXCO西日本は、「伊野インターチェンジはあくまでもETC『専用』の料金所になった」としていて、ETCが使える車で利用するよう、また、ETCが使えない車は隣の高知インターチェンジや土佐インターチェンジを利用するよう呼びかけています。