中東イスラエルで政権が示した司法制度の改革案に対する大規模な抗議が続く中、ネタニヤフ首相は27日、法案の立法化を「来月まで延期する」と表明しました。

今年1月に政権が発表した司法改革案は、最高裁の判断を国会が覆すことを可能にする内容を含むもので、「三権分立を脅かす」と抗議するデモが各地で激化していました。

政権は今週にも関連法案の国会での採決に踏み切る構えでしたが、ネタニヤフ首相は27日の演説で「対話の機会を提供するため」として立法化を延期すると表明しました。

ただ、ネタニヤフ氏は「改革は必要だ」と改めて強調し、およそ1か月の間に広範な合意を得たい考えを示していて、混乱が収拾するかは不透明です。