自衛隊が運営する新型コロナウイルスのワクチンの大規模接種会場がきょうで終了します。

自衛隊による新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐっては、おととし5月から11月まで、東京と大阪で実施された後、去年1月に東京、2月に大阪で再開しましたが、きょうで接種を終了します。

政府が新型コロナの感染症法上の位置づけを、5月8日から「5類」に引き下げる方針を決定したことなどを踏まえたものです。

また、最近の予約数の減少も背景にあり、防衛省によりますと、東京会場では今月13日から18日までの1250人の予約枠に対し445回の接種にとどまっていました。

防衛省によりますと、あす、浜田防衛大臣らが出席して大規模接種会場の任務終了の式典が開催される予定です。