2021年に静岡県熱海市で発生した土石流災害の2次災害を防ぐための委員会が3月23日、静岡県庁で開かれ、熱海市が専門家に対し、警戒区域解除へ向けたアドバイスを求めました。
この委員会は熱海土石流災害直後に設置されたもので、今回は熱海市が警戒区域の解除に向けて委員からの助言を求めました。
会議では、国が整備した新しい砂防堰堤が完成したことや行政代執行によって崩落部に残る不安定な土砂の撤去が進んでいることなどから、ハード対策は十分に取られつつあると評価。委員からはソフト対策にも力を入れるよう、行政へのアドバイスがありました。
<検討委員会 今泉文寿委員長>
「想定した現象以上のことが起こるリスクも完全にゼロではないので、土砂災害警戒情報だったり、避難指示の時には確実に避難していただく。そういうところも十分体制を整えていただきたい」
警戒区域の解除日を早期に示す必要性も確認し、委員会は今回を最後に終了となりました。
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