来月、宮崎市で開かれるG7農相会合を前に、海上保安庁や警察などが参加したテロ対策合同訓練が、宮崎港で行われました。

訓練には、第十管区海上保安本部や警察、それに、宮崎カーフェリーの職員などあわせて、およそ90人が参加。
フェリーの船内に凶器を持った男2人が現れたという想定で行われ、乗客の安全を確保するとともに不審者を取り押さえる訓練を行いました。

また、23日は、宮崎港のターミナル内に仕掛けられた爆発物を、警察の機動隊が処理する訓練も行われました。

(第十管区海上保安本部警備課 佐藤 翔 課長)
「今後も引き続き訓練を重ね、本番に備えていきたいと考えております。」

(宮崎カーフェリー 郡司行敏社長)
「農相会合の成功のためには、安全の確保、これは最重要課題だというふうに思います。これからも、海上保安庁、あるいは県警としっかり連携しながら、気を引き締めて臨んで参りたいという風に思っております。」

参加した関係機関は、訓練を通して連携強化に努め、G7農相会合の成功に貢献したいとしています