高知の食や、食に携わる人たちの魅力をPRしようというイベント、「人熱々料理」。寄せられたエピソードや川柳の受賞作品が、11日発表されました。
このイベントは、高知の食、また、食に携わる人の良さを県内外の人に伝えようと、企画されました。去年8月末から12月末にかけて、高知の食と人にまつわる思い出を、エピソード部門と川柳部門にわけて募集。11日、受賞者と受賞作品が発表され、記念品などが手渡されました。
最優秀賞=「激熱賞」に選ばれたエピソードは、「タタキを食べたい」というお客さんに「きょうは刺身にせえ!」とタタキを売らない売り手のこだわりエピソード。次の日にまたタタキを買いに来たということですが、両者、笑顔だったようです。
また、同じく激熱賞の川柳部門では、「初ガツオ戻りガツオとケンカする」という作品が選ばれました。カツオは春と秋、どちらがおいしいのかという論争を横目で見ていたという経験を川柳にしたということです。
イベントには、特別ゲストとして、県観光特使のビビる大木さんも登壇。高知のおいしい料理や自身が感じた高知の熱々エピソードについて語りました。
(県観光特使 ビビる大木さん)
「土佐清水に行くと清水サバもおいしいですし、当然魚はおいしいんですけど、なべ焼きラーメンもいただきましたし、須崎でいただきました。高知の人がすごいなと思ったのは、僕が幕末の歴史が好きだということを知ってくれたようで、坂本龍馬に関係する土地が売り出されたっていう、東京にいる僕にまで不動産の人が『坂本龍馬に関する土地いかがですか』って来ましたよ。熱くないですか?とりあえずお金払ってくれる人に売っちゃえじゃなくて、まずは好きな人に聞いてみようっていうその気持ち。これは感激しました本当に」
(リョーマの休日キャンペーン推進委員会 池田菜美さん)
「県外の人もですが、高知の食はおいしいだけではなく、周りの人が熱いというところがあるので、ぜひ知らない人にもホームページや動画を見てもらって、もっと知ってもらって、次選ぶとしたら高知かなというふうに、旅行の旅先に選んでもらえたらと思います」
受賞した作品をはじめ、高知の食に関係する人々のこだわりや情熱などはホームページで公開されています。














