震災復興のシンボルともなっている岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」は発生から12年を迎えたきょう、朝焼けに染まりました。

県内では先月末現在、東日本大震災で関連死を含め5145人が犠牲となり、1110人が行方不明のままです。津波のあと火災が発生し、甚大な被害を受けた大槌町では、朝早くから遺族が寺を訪れ、手を合わせていました。

墓参りに訪れた男性
「(Q.墓前に報告したことは?)十三回忌の法要はもう終わったけれども、町がどうなっているか、今後のことについて話した」

994人が犠牲になった釜石市では県と合同の追悼式が行われ、参列者が追悼の祈りを捧げました。

兄を亡くした女性
「1日1回は思い出すもんね。きょうは暖かいから良かったけど、去年は寒かった。(震災)当日はもっと寒かったでしょう」

大船渡市の漁港では僧侶が読経を行う中、市民が折り鶴や花を海に流しました。十三回忌に当たる今年も犠牲になった大切な人への思いは変わりません。