わずか11票差の激戦となった山梨県道志村の村長選挙では不正に投票した疑いで村長の親族らが書類送検されました。
7日に開会した道志村の村議会で長田富也村長は事件への関与を否定して自身の責任について明言を避け、傍聴席から怒号が飛びました。
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2021年7月に行われた道志村長選では668票を得た長田富也村長がわずか11票差で3選を果たしましたが、村長の親族ら6人が嘘の転入届を出し不正に投票した疑いなどで書類送検されています。
7日は村議会が開会し、長田村長は事件への関与を改めて否定しました。
道志村 長田富也村長:
私自身はその件に一切関与しておらず、報道や人づてに聞いた以外に情報もございません。そのため現時点では私から申し上げることはございません。
一方、村議は長田村長の責任を追求しました。
村議:道義的責任を取って辞職すべきだと思います。辞職する考えはありますか?
村長:お答えする段階ではないと思っています。
傍聴席:えー
:そんなことも答えられないのはおかしい
:親族に聞いてみろ
責任について明言を避ける答弁に傍聴席の村民から怒号が飛びました。
今回の不正投票事件をめぐっては一部の住民が、村長を解職するリコールの請求を検討しています。














