教員の確保に向け山梨県教育委員会は公立学校の教員採用試験を大学3年時から受けられるよう前倒ししての実施を検討していることを明らかにしました。
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県教育委員会によりますと新年度の小学校の教員の内定倍率は1.7倍と記録が残る2011年度以降、最低で、少人数学級を推進する中、教員の確保が課題となっています。
こうした中、県教委の手島俊樹教育長は6日の県議会で大学4年時に実施している公立学校の教員採用試験を3年時から受けられるよう前倒ししての実施を検討していることを明らかにしました。
これにより大学在学中に2度挑戦できるメリットがありますが、3年生と4年生では履修状況が異なるため試験内容をどうするかといった課題もあります。
県教委は2023年度から実施する東京都などの状況を見ながら小中高のどの採用試験で前倒しを実施するかや時期について検討を進めるとしています。














