東京に本社を置くジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社(JESHD)は27日、今年4月1日に「柔道部」を設立することを発表した。ゼネラルマネージャー(GM)にシドニー五輪柔道男子100kg級金メダリストで前男子日本代表監督の井上康生氏(44)、監督には兄・智和氏(47)が就任、選手5人が所属する。

会見で「いち社会人として、柔道家として活躍できるようサポートしたいと思うと同時に我々も共に成長できるよう努力していきたい」と抱負を述べた井上康生氏はGMとしてチームの強化、育成などのシステム環境の構築を担うという。

実兄で監督の智和氏については「明るく誠実なところが魅力」と紹介。「監督経験こそないがコーチとしての指導歴や少年柔道に指導の経験がある。現場において素晴らしい指導を発揮してくれる」と期待した。

井上康生氏は、日本代表監督として挑んだ21年の東京五輪で、史上最多5個の金メダル獲得に導くなど指導力を発揮。去年8月にはウクライナ避難民支援の一環として、ウクライナから一時避難している柔道クラブの子どもたちを対象に柔道教室を開催するなど、柔道を通じた国際交流 ・青少年の健全育成に向けて精力的に活動しており、その活動に同社が共感、井上康生氏をGMとして招くこととなった。

所属予定選手には昨年のワールドマスターズを制し、世界選手権(5月7~14日、カタール・ドーハ)代表にも選ばれている村尾三四郎(90kg級・東海大学4年)らがいて、オリンピックなどの国際大会で活躍出来る多様な人材の育成に力を注ぐとしている。

【体制】
ゼネラルマネージャー:井上 康生
監督 :井上 智和
部長 :北野 孝 (JESHD上席執行役員 事業支援本部長)

【所属予定選手】
高橋 龍之丞(たかはし りゅうのすけ)
100kg超級・国士舘大学4年

金野 晃大(こんの こうだい)
100kg級・日本大学4年

斉本 研 アレクサンドル(さいもと けん あれくさんどる)
90kg級・國學院大學4年

村尾 三四郎(むらお さんしろう)
90kg級・東海大学4年

吉田 岳(よしだ がく)
66kg級・東海大学4年