カブスの鈴木誠也外野手(28)は日本時間26日、本拠地でのオープン戦初戦に「4番・右翼」で出場予定だったが、フリー打撃で左脇腹の張りを訴え、先発から外れた。

球団広報によれば鈴木はフリー打撃中にトレーナーに異変を伝え、練習を途中で切り上げていた。24日のフリー打撃でもフルスイングを見せず、打撃練習を途中で回避、23日のウォーミングアップ時には患部周辺を温めるサポーターをつける姿が見受けられていたことから、左脇腹の張りは数日前からあったことが予想される。この日はキャンプ施設内のトレーナールームで患部の状態を確認し、必要と判断されれば精密検査を受ける可能性もあるという。

今後はMRI検査結果を行った後に正式な診断結果が出る。週末の為、検査結果は最短でも日本時間27日に出揃う予定。カブスの地元放送局の解説者はオープン戦放送中に鈴木の左脇腹の故障を伝え「脇腹は非常に重要なところ。WBCへの派遣は球団として難しいのではないか」と伝えた。