卒業式でのマスクの扱いについて、保護者らでつくる団体が合唱なども「マスクを外して」行えるよう求める嘆願書を山梨県教育委員会に提出しました。

卒業式での児童生徒のマスクの扱いについて県は、国の方針にあわせ着用しないことを認める通知を各市町村の教育委員会や高校に出しています。

ただ通知の中で校歌斉唱や合唱などの際はマスクを着けるなど、一定の感染症対策をして実施するよう求めています。

そこで保護者らでつくる「こどもコロナプラットフォーム」が24日、県教育委員会を訪れ、合唱などの場面でもマスクを外して臨めるよう各学校に呼びかけて欲しいと要望しました。

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こどもコロナプラットフォーム山梨県賛同者の会 村松ひろみ代表:
子どもにとって何が一番大事なのかを教育委員会には考えてもらいたい。

これに対し県教育委員会は、換気など対策が十分であればマスクを外すことは可能で、最終的には学校や各教育委員会の判断となるため、改めて通知は出さない考えです。