来年4月に福島市に設置される、県内初の公立の夜間中学に、幅広い年代の人が興味を示していることが分かりました。

夜間中学は、戦後の混乱や不登校など、義務教育を十分に受けられなかった人たちが通うもので、福島市には、来年4月に県内初となる公立の夜間中学が設置されます。

福島市教育委員会は、去年10月から今年1月にかけて入学希望調査を行いました。

その結果、県内に住む10代から60代までの14人が「必ず入学する」「どちらかといえば入学したい」などと回答し、入学に興味を持っていることがわかりました。

また、夜間中学で学びたい理由については、多くの人が「中学校の勉強をやりなおしたい」「読み書きを覚えたい」と回答しました。

市は、調査をもとにニーズに応える教育体制を作るとしています。