先日、ゲツキン!で紹介した義足のランナー・横田久世(よこた ひさよ)さん。2度目の熊本城マラソンに出場しました。今回の目標は、前回より10キロ長い30キロ。過去の自分を超えられたのでしょうか?
沿道からのエールに笑顔で応えるのは、義足のランナー・横田久世さん45歳です。

横田久世さん「自分との約束を果たすために30キロ絶対いきたいと思います」

横田さんは5年前の冬、手足などが黒く壊死する「電撃性紫斑病」を発症し、主治医から両手の指と両脚の切断を宣告されました。

横田さん「主治医に、どうしてあの時私を死なせてくれなかったのと泣きじゃくって…」
しかし、家族の支えや周囲の励ましを受け「走る」という目標を見つけた横田さん。
横田さん「自分が病気になったことを絶対悪いものにしたくないという思いで退院したので、私が挑戦することは自分との約束」
自分との約束を果たすために、横田さんは再びこの舞台に立ちました。

横田さん「頑張る、頑張る。準備はOK」

緊張した様子もなくスタートラインに立った横田さん。序盤は安定した走り。家族と一緒に練習を重ねてきた成果です。

横田さん「リズムにのることを意識して」
10キロ手前の長く続く上り坂。横田さんにとって大きな難所です。

ここは1週間前にも練習をした場所…
横田さん「坂の往復が私を強くさせるから」

何度も何度も、この日のために重ねた練習…
横田さん「いける、いける。練習したもんここいっぱい」

横田さん「イェーイ10キロ!」
山場を乗り越えました。

このころ、数キロ先の沿道では…
娘・花奈さん「アクアドームの直線の最後らへんかなと思います、この前走ったところ」
今まで一番近くで横田さんを支えてきた家族が見守ります。

横田さん「絶対30キロ帰って来るんで」

家族たちの応援で、さらにパワーが増したようです。

そして、前回リタイアした22.6キロ地点が近づいてきました。
横田さん「超えた。めっちゃ嬉しい」

しかし、今回の目標は30キロ。
横田さん「脚が…上がらない」
あと7キロの地点で横田さんの表情も険しくなってきました。

横田さん「パンパンになってる。むくんでるみたい」

沿道からの声援「横田さん、もう少しで30キロ。頑張れ!」
沿道からの声援「頑張ろう。いける、いける。根性だぞ」
沿道からの声援を受け、一歩また一歩と前へ進みます。

目標達成まで残りわずか。そして…

横田さん「やったー!!」
制限時間内に目標の30kmを達成しました。
横田さん「めっちゃきつかったね」

横田さん「ありがとう。本当みんなのおかげでここまでこれた」

横田さんは改めて挑戦を続ける理由をこう語ります。
横田さん「挑戦することが自信にもつながるので、1人でも多くの人が何かに挑戦したり、諦めていたことをまた始めたりするきっかけになってくれればいいなと」
横田さんの挑戦はこれからも続きます。
横田さん「来年また熊本に元気と笑顔を届けに帰ってきます」














