みずほ信託銀行富山支店に勤務していた50代の女性社員が13人の客に対し虚偽の説明を行い、現金およそ6000万円を着服していたことが分かりました。
みずほ信託銀行によりますと女性は着服した金を、家財道具や時計のほか生活費にあてていたということです。
女性は2008年2月から今月まで15年間銀行に勤務していて今月17日に懲戒解雇になりました。
被害にあったのはいずれも70代以上の富山支店の客で、客に現金を渡す際に一部を着服する手口だったということです。
銀行側は被害金額の補償に向けた手続きを進めるとともに富山県警に相談をし、被害届を出すかどうか検討しています。