カアンヤシャール・トゥルクさん「大変なことになった。泣いてしまうくらいの気持ちです。揺れが一番強かったのは私の家族がいるところで、地震が起きてから大変なことになっているが、みんなで一緒に頑張っています」

こう話すのは、トルコ人のカアンヤシャール・トゥルクさん22歳。

福島県会津若松市でトルコ料理を提供する友人のトゥルガイ・ユイルマズさんを訪ねて、去年12月から日本に滞在しています。

トルコ南部のカハラマンマラシュ出身のカアンヤシャールさんは、この地震で幼いころから仲が良かったという同い年のいとこを亡くしました。

カアンヤシャール・トゥルクさん「大変で泣きたい気持ち。いとこや親戚が亡くなって、地震だから仕方ないが何日も泣きました。」

また、いまも現地の通信環境が悪く、無事だった家族と頻繁には連絡が取れていないというカアンヤシャールさん。

遠く離れた故郷を不安な気持ちで見つめています。

カアンヤシャール・トゥルクさん「帰国するための飛行機などに問題はないけど、日本に来る前の街や人はもういないから、どういう気持ちになるかわからない」