水道料金の値上げを議会に提案している松山市が、市民に対し水道管の老朽化対策を訴える広報資料に添えた写真が、交通事故による水漏れだったことが分かりました。
水が道路に激しく噴き出すようすを捉えた写真。
「水道管の老朽化は、破損による漏水事故などの発生リスクが高まる」と対策の必要性を訴えています。
1月、松山市内のおよそ24万3000世帯に配布された広報資料。
水道事業の現状について市民に理解を求めようと、料金値上げの条例改正案が議会で審議されるのを前に作成されました。
こちらの写真、2014年に松山市石手で起きた交通事故の際、車が水道橋に衝突したことによる水漏れで、老朽化とは関係ないとみられることがわかりました。
松山市公営企業局管理部の三好建也副部長は「イメージ写真として使用したので水漏れの原因は確認しなかった。先週、報道機関から問い合わせを受け調べたところ、交通事故とみられることが判明した」と説明しています。
また「イメージ写真なので問題はなく訂正の予定はない」と話しています。
注目の記事
新幹線や特急列車で荷物を置くため「1人で2座席分購入」はアリ?ナシ? JRの見解は… 年末年始の帰省ラッシュ・Uターンラッシュ 電車内での“荷物マナー”

急増するパキスタン人に相次ぐ攻撃…ロケット花火やバット 「嘘だと思われる」直撃したユーチューバーを取材 見えた目的と誤情報 地域社会での共生に深い影

1匹見かけたら、3年後には2万匹に…爆発的繁殖力「ニュウハクシミ」の生態 文化財をむしばむ小さな脅威

「ごめんね」自らの手でロープをかけ…アルコール性認知症の息子(当時55)に絶望し 殺人の罪に問われた母親(80)が法廷で語ったこととは

「ただただ怖くて…家にいられない…」地震で“恐怖の場”となってしまった自宅 壁は大きく裂け鉄骨は曲がり… 今も続く不安を抱えながらの生活【最大震度6強 青森県東方沖地震 被災地のリアル①・前編】

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」









