フルマラソンに初挑戦した後生川凜アナウンサー、その完走を目指す道のりをお伝えする【後生川凜 熊本城マラソン完走への道】いよいよ完結編です。後生川アナウンサーは完走できたのでしょうか?
後生川凜アナウンサー「おはようございます。熊本城マラソン当日です。今は雨少し止みまして、このまま持ってくれればいいなと思います。ウエアにアスリートビブスもしっかりつけて準備は万端です。やれることはやりました。行ってきます!」

本格的な練習開始から2か月。ついにスタートに立ちました。ランナーが一堂に集まる圧巻の光景に心も躍ります。

そして…3年ぶりの号砲。前方のエリアから次々とランナーが飛び出しますが、後方の私はというと…
後生川アナウンサー「スタートから3分が立ちましたが私はまだスタートエリアにいます。みなさんも今か今かとその時を待っています」

10分後、ようやくスタートをきれました。

そして、初めての42.195キロの旅が始まりました。

途切れのない声援で本当に元気を頂きました。ということで、私も…
後生川アナウンサー「頑張ってください!」
熊日30キロロードレースの選手を応援。

ちなみに、その様子は中継でもバッチリ捉えられていました。

その後も順調に15キロ地点を通過。するとそこにいたのは…家族。

家族の応援で元気をチャージ!想定より早いペースで20キロ地点に。実はこれ以上走ったことないんです。

後生川アナウンサー「この先は未知の世界です。風が強い!がんばります」
そんな私を待ち受けていたのがコースにある難所。
後生川アナウンサー「ここから地獄の熊本港線です」
往復5キロにも及ぶ単調な直線コースです。

反対側のコースには、多くのランナーがリタイアするという第5関門も。何としてもクリアしたい気持ちが湧きました。

道中は様々な応援イベントのおかげで単調なコースも楽しく走れました。

第5関門手前には番組を見て応援に駆けつけてくれた女の子が。

無事第5関門を通過…
後生川アナウンサー「ちょっとほっとしています」
ーー不安なことは?
後生川アナウンサー「足痛い、ひざと足首。ちょっと歩きます」

ここで走れなくなってしまったのですが…大好きなイチゴでエネルギー補給。

後生川アナウンサー「めちゃめちゃおいしい。よし、走りだすぞ!」

ベテランランナー「初マラソンですか?初?」
後生川アナウンサー「初マラソンです。何回目ですか?」
ベテランランナー「フルマラソン170回目」

マラソンの大先輩にも出会いました。
後生川アナウンサー「完走のコツを教えてください」
ベテランランナー「自分のペースで走ることですね」
「マイペース」この言葉が私の足を前に進めます。
そん中、残り10キロ切ったところで続々とうれしい応援が。

後生川アナの大親友「頑張って!」
「高校時代からの大親友。生年月日が全く一緒なんです」

後生川アナウンサー「あっ、先輩!」
先輩アナウンサー「頑張れ、頑張れ、頑張れ、もうちょい、もうちょい」

そして、いよいよ…
後生川アナウンサー「心臓破りの坂、来ました。これが長かったんですよね、ロケで走った時」

厳しい坂も登り切り…
後生川アナウンサー「見えた」
二の丸広場へ。

フルマラソン完走!!

記録は5時間43分34秒。目標をはるかに超える好タイム。

後生川アナウンサー「予想の何倍も楽しかったです。今足きついですけど、まだ頑張れたかも」
ーー来年走ります?
後生川アナウンサー「…(無言)」
