国道の『予防的通行規制区間』とは…

大雪時に大規模な車両滞留を起こさないようにするために、過去に立ち往生が発生した箇所や、勾配が5%以上(100メートル 走って5メートル以上上昇)の箇所で、予防的に通行止めを実施する区間として北陸地方整備局で定めている。新潟県内では14区間が設定され、 通行止めをしている間に集中的な除雪を行い、車輛が立ち往生するのを防ぐ。

大規模な車両滞留が発生するおそれがある場合などには、これ以外の区間についても通行止めを実施する場合もある。

大雪の際に、不要不急の外出を控えることは勿論ですが、やむを得ず外出しなければならない場合には、広域で迂回するなど通行ルートを見直したうえで、最新の気象情報や道路情報を確認するとともに、スタッドレスタイヤでも立ち往生するおそれがあるため、万が一に備えてタイヤチェーンの準備も必要です。