■MLB エンゼルスキャンプ(日本時間16日、アリゾナ州テンピ)
エンゼルス・大谷翔平(28)が日本時間16日、アリゾナ州テンピでメジャー6年目のキャンプをスタートさせた。
まだ肌寒い午前9時半頃、黒とブラウンのウィンドブレーカー、黒のキャップ姿で球場入りした大谷。グラウンドには入らずキャンプ施設前で約1時間、黙々とウォームアップを行った。
キャッチボールはWBCメキシコ代表のP.サンドバル(26)と約10分間行い、その後ブルペンへ。大谷がブルペンに入るとネビン監督(52)、ミナシアンGM(42)、モレノオーナー(76)が視察し“御前登板”となった。
大谷は投球の合間に投球分析機器「トラックマン」を見ながら「凄くない?」「いいね」と何度も確認。大谷のボールを受けていた若手捕手・L.オホッピー(23)から「速い」と言われると「うそや!」と笑顔で返すなどカーブ以外の球種、37球を投げ込んだ。ボールを受けたオホッピーは「素晴らしかったですよ。彼を見てきた中でもベストでした」とWBCに向け仕上がりを絶賛した。
大谷の今後の予定についてネビン監督は「(オープン戦は)ホームゲームの登板になる。彼がここを発つ直前に投げる予定だ。彼がそうしたがっている。そして(3月)1日か2日に移動して日本代表に参加すると聞いている」と話した。