■MLB メッツキャンプ (日本時間16日、フロリダ州ポートセントルーシー)
メジャー1年目のメッツ・千賀滉大(30)が日本時間16日、フロリダでレジェンドたちと共にキャンプインした。メッツの投手陣といえば、昨季、3度目のサイヤング賞を獲得し2年約117億円の大型契約を結んだJ.バーランダー(39)、最多勝4度・サイヤング賞3度のM.シャーザー(38)、昨季、32セーブを挙げた守護神・E.ディアス(28)などナ・リーグ東地区で101勝を挙げた強力投手陣がいる。
千賀はユニホームのズボンのみを着用し、上半身はパーカー姿でメジャー初めてのキャンプ全体練習に笑顔で登場。守護神でWBCプエルトリコ代表のディアスに話しかけられ笑顔で談笑する姿も見られた。
守備練習ではその順番が“とんでもない”ことに。千賀の次にノックを受けたのは、今季メッツに加入し、サイヤング賞3度のバーランダー。千賀がベースカバーに入りバーランダーがトス、バーランダーがベースカバーの際には千賀がノックを受けトスをあげた。「バーランダのボールを取ったり、投げたりして“どういう状況や!”って凄い自分に突っ込みながら練習できました」とキャンプ初日から“レジェンド”との練習に満面の笑みを浮かべた。
練習中には最優秀監督賞を4度獲得した名将・ショーウォルター監督(66)からは「ゴールドグラブ(ゴールデングラブ)を2度獲ったことがあるのに、ここ2年獲らなかったのは何でだ」と突っ込まれ「日本は投球内容も結構見られるから、守備だけの指標じゃない」と千賀。早くもコミニュケーションがとれていた。
“常勝軍団”に1日でなじんだ千賀は「名だたる選手たちと一緒に動いてすごい幸せな時間をくれたなって言うのが、初日の感想かなと思います。投球のスケジュールは、ブルペンだったりとかは出ているので、その辺に関して自分でボールと傾斜と日本との違いが凄いあるので、フィットさせるようにしっかり調整させていきたい」と話した。