メッツの千賀滉大(30)が日本時間15日、バッテリー組のキャンプインを翌日に控えアリゾナ州メサで自主練習を行った。

メッツのキャンプ施設には昨季、3度目のサイヤング賞を獲得し2年約117億円の大型契約を結んだJ.バーランダー(39)、最多勝4度、サイヤング賞3度のM.シャーザー(38)とレジェンド投手がズラリとそろった。そんな中、メジャー1年目となる千賀が登場。パーカーと短パン姿でグラウンド入り、笑顔を見せながら走り込み、球団関係者相手にキャッチボールを行った。

その後はブルペンに入り、コーチが見守る中、キャッチャーを立たせてボールの感触を確かめるようにピッチングをした。コーチからもいろいろアドバイスを受けながら各球種を投げ込んだ。最後はキャッチャーを座らせて千賀の代名詞でもある“お化けフォーク”を7球投げた。

最優秀監督賞を4度も授賞したB.ショーウォルター監督(66)は千賀について「(オリオールズ監督時代)上原浩治がオリオールズに来た時、スプリットで成功したことを知っている。だから千賀もやってくれると信じている」と話した。