アスレチックスの藤浪晋太郎投手(28)は日本時間15日、バッテリー組のキャンプインを翌日に控えアリゾナ州メサで自主練習を行った。
藤浪がフィールドに姿を現したのは午前11時。スタッフとともにアップ、キャッチボール、アジリティーなどの練習を行なった。キャッチボールではボールの握り、左足の上げ方、右腕のテイクバックの取り方など一つ一つの動作を止めながら確認していた。距離は最大で70メートルほどにまで伸ばし、投手と捕手の距離(18.44メートル)ではほぼ全力投球。力強いボールを投げ込んだ。
さらには投球フォームでは阪神時代より小さめにしたテイクバック、いわゆる“ショートアーム”が目についた。“ショートアーム”はパドレス・ダルビッシュ有(36)、エンゼルス・大谷翔平(28)も取り入れるメジャーで主流のスタイル。ボールの滑りを抑える効果があり、肩、肘の故障防止にもつながる。いよいよ明日、試行錯誤しながら新天地メジャーでのキャンプを迎える。














