戦国時代の勇壮な合戦を再現する「戦国肥後国衆まつり」が和水町で3年ぶりに行われました。

1587年、豊臣秀吉の検地などに反発する肥後国衆一揆が起きた際、この地を納めていた和仁(わに)一族も田中城に籠城して抵抗しました。

“戦国肥後国衆まつり”はこの時秀吉が1万の大軍で攻めた合戦を再現したものです。

呼び物の合戦シーンでは、会場にほら貝と太鼓の音が鳴り響き、武者姿の町民およそ70人が和仁勢と豊臣勢に分かれて激しく戦います。

新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった12日は、勇ましい掛け声が響く中、両軍入り乱れての合戦に見物に訪れた大勢の観客から大きな拍手が送られました。