高知市の小学校で、自分たちのまちの10年後について考えるSDGsの出前授業が行われました。
SDGsの授業を受けたのは高知市の横浜新町小学校の5年生です。ミタニ建設工業がSDGsを普及する取り組みの一環で行っている授業で、子どもたちはまず、まちを構成している橋や道路、建物などがどのように造られているかを学びました。
続いて、今住んでいるまち、そして、10年後のまちの変化を、ブロックを使って考えていきます。
「タワー!海にタワー作ってます!」
空飛ぶ車や最新の工事車両など、様々なアイデアが出ていたほか、身近な建物の変化を考察した子どもたちもいました。
「ここはもともと家が大きいので、もっと人が多くなっていったらいいなという思いです。僕らが小さいころからある“かわず(皮フ科)”は地域住民から信用があると思うので緑のあるところで広くしました。」
子どもたちが思い描いた、10年後のまちの姿。そんなまちを作るために、ひとりひとりにできることがあると、今回の授業で気付いたようです。
「いつでもきれいなまちであってほしい。ウミガメがプラスチックごみなどを飲み込んでしまって死んでしまうので、ポイ捨てをできるだけなくしたい」
「たくさんの人々が安全に安心して過ごせるようなまちにしたいです。けんかやいじめをなくして、たくさんの人と助け合い協力しながら生活していきたい」