政府がきょうにも決定するマスクの着用についての新たな指針案が判明しました。学校や新幹線などでは「マスクなし」が可能となる一方で、通勤ラッシュの電車などでは着用を推奨します。
政府はマスクの着用について、原則、屋内・屋外問わず個人の判断に委ねるようルールを緩和する方針ですが、複数の関係者によりますと、個人の判断の参考にしてもらうための指針をきょうにも決定します。
指針の案では、全員の着席が可能な新幹線や高速バスなどではマスクを外すことを容認する一方で、通勤ラッシュの混雑した電車やバスでは着用を推奨します。
また、学校の教育活動ではマスクの着用を求めないことを基本とします。ただ、基礎疾患などの事情でマスクの着用を希望する児童・生徒には適切に配慮するよう求めます。一方、卒業式については新たな指針の適用前でも「マスクなし」での実施を可能とする方向で、近く、文部科学省が全国の教育委員会に通知する見通しです。
政府は、自治体や事業者への周知期間が1か月程度必要なことなどから、新たな指針を適用する時期は来月13日とする案を軸に調整に入りました。
注目の記事
強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

“ニセ警察官”から記者に詐欺電話「保険が不正使用されている」“だまされたふり”続けるとオンラインで事情聴取も… 詐欺手口の全貌

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

生徒4人に1人がサッカー部 全国大会常連校で起きた〝裸で土下座〟 『いじり』が遠因ないし原因 発生リスクの高い集団とは 調査報告書がまとまる 熊本









