■プロ野球 西武春季キャンプ(9日、宮崎県・日南市)

第1クールの最終日、午前中のメイングラウンドでは様々なケースを想定して守備練習を行う投内連携など、より実戦に向けた練習が行われていた。そんな中、松井稼頭央新監督(47)やコーチらが物珍しそうに空を見上げると、目線の先には“小型ドローン”が選手たちを見守っていた。バックネット近くを高さ25m~30mほどで飛行し、その様子に監督らは興味津々。

操作していた国際業務担当のエン・チャティさんは「全体像が見えるのは良いと思う。選手のポジションとか動きのタイミングとか、特にケースプレーではこういう映像があれば助かると思う」と利点を語った。

まだテスト段階で録画した映像を首脳陣がチェックし、現場目線で見た映像へ近づけていく。日本では珍しい光景だが、敷地の広いメジャーでは空中から各グラウンドの状況を把握するためにすでに導入されている。

秋季キャンプでもテストで導入し、ティー打撃を真上から撮影。選手たちからも見たことない角度の映像に高評価だったという。松井監督はこの日の練習後「違う角度から見たら、違うものが見えるかもしれない。全体が見えるので、自分がスタンドから見ているような目線で見ることができたら」と新たな試みの意図を明かした。