政府は、マスクの着用ルールについて、来月上旬にも「屋内・屋外問わず各自の判断に委ねる」とする方向で調整に入りました。
複数の政府関係者によりますと、政府は、直近の新型コロナの感染者数が減少傾向にあることや各自治体や事業者などへの周知期間が1か月程度必要なことから、早ければ来月上旬にも原則「屋内・屋外問わず個人の判断に委ねる」方向で調整に入りました。
あすにも社会全体でのマスク着用に関する見直しの時期を決定し、あわせてマスクを着けることが効果的な場面を示すことにしています。
また、卒業式などでのマスクの着用については、きのう、厚労省の専門家組織が「コロナの流行が落ち着いていれば、マスク無しも容認出来る」との見解を示していて、近く文部科学省から全国の教育委員会にこうした方針が通知される見通しです。
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