福島県いわき市で起きた強盗殺人事件で、殺害された85歳の女性は、首から上の複数の骨が折れていたことが分かりました。
2月3日、いわき市勿来町の住宅に住む小松ヤス子さん・85歳が殺害され、警察は、強盗殺人事件として捜査本部を設け、捜査を進めています。
捜査本部によりますと、小松さんは、2月3日の正午から、遺体で発見される午後7時ごろまでの間に、鈍器のようなもので背後から頭を複数回殴られ、殺害されたとみられていて、頭蓋骨が折れていました。
その後の捜査関係者への取材で、小松さんは、首から上の複数の骨が折れていたことが新たに分かりました。さらに、左手の小指を切断されていたことも分かっています。
また、小松さんは、複数の銀行口座を持っていましたが、事件の後に不正な引き出しは確認されていないということです。
一方、事件があった勿来町では、数日前から貴金属の買い取りを持ち掛ける不審な人物が確認されていて、捜査本部は関連があるかどうか調べています。














