通勤ラッシュ時の混雑が課題となっている「ゆいレール」。
その解決が期待されている3両編成の新しい車両の内部がきょう(8日)初めて公開されました。

これまで2両編成だった「ゆいレール」に初めて「中間車」を設けた3両編成の新型車両。2両編成の車両に比べおよそ1・5倍多い251人の乗客を運ぶことができます。

那覇空港駅から多くの観光客も利用しますが、中間の車両では大型のキャリーケースを保管できる場所も設置されています。

また社内の案内表示装置の横にはカメラも設置され、車内をほぼ死角なくチェックできるようになるなど防犯対策も強化されています。

沖縄都市モノレール 喜納久(きな ひさし)企画調整官「可能な限り早期の運行開始を行い、よりゆとりのある環境の中で乗っていただき、より快適に使っていただきたい」
沖縄都市モノレールでは来年度中に3両編成の車両を2本運行させる予定で、2025年度までには同様の車両を9本に増やす計画です。