福島県内で、インフルエンザの感染者数は、2週連続で前の週を下回りました。

県が83の医療機関で行っている定点調査によりますと、1月30日から2月5日までの1週間で確認されたインフルエンザの患者数は279人で、前の週より62人少なくなりました。

地域別では、いわき市が83人と最も多く、次いで郡山市が43人となっています。

インフルエンザの感染者数は、2週連続で前の週を下回っていますが、県は「コロナ禍前の動向をみると、流行入りしてしばらく経ってから流行のピークを迎えているのでまだ警戒が必要」と話しています。

県は、こまめな手洗いや人が集まる場所ではマスクを着用するなどして、感染対策を徹底するよう呼びかけています。