3日、福島県いわき市の住宅で85歳の女性が殺害された強盗殺人事件で女性は鈍器のようなもので殴られたとみられることが新たに分かりました。

この事件は、3日午後7時すぎ、いわき市勿来町の住宅でこの家に一人で暮らす小松ヤス子さん(85)が玄関近くの廊下で倒れていているのを訪ねてきた長男が見つけたものです。

司法解剖の結果、遺体の頭部には複数の傷が確認され、頭蓋骨が骨折していました。

その後の捜査本部への取材で小松さんは、鈍器のようなもので複数回殴られたとみられることが新たに分かりました。

後頭部や側頭部に傷が集中していて捜査本部では小松さんが後ろから襲われたとみています。

警察は5日、現場近くの川などで捜索を行いましたが、凶器の発見にはいたっていないということです。