先週から冬の嵐となっている青森県内。青森市では昨夜、今シーズン一番となる1メートルの積雪を観測し、生活に影響が出ています。また、2日にかけては竜巻などの激しい突風や落雷にも注意が必要です。

午前8時頃の青森市です。雪で狭まった道路で車が渋滞し、歩行者がその合間をぬって道路を横断していました。冬の嵐に見舞われている青森県内は、津軽を中心に積雪が増え、青森市では31日午後9時に1メートルを観測。
急激な積雪で除雪が行き届いていない地区では、住民から悲鳴があがっています。

※青森市民は「ほかに優先しなければいけないところがあって(除雪が)入るのが遅いなという感じ。私の家の前なんて車1台がやっと通れる感じ。道路の雪が脇に山積みにしてある」

排雪も滞っているため、青森港には自宅から雪を運んで捨てる人たちの姿がありました。そして、バスの停留所では、積みあがった雪がバスの乗り降りを妨げています。

※バスの利用者は「ちょっとこわいですよね。どうやって降りて乗ったらいいのか」

青森県内は、2日の明け方にかけて大気の状態が非常に不安定になる見込みで、気象台は竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうに注意するよう呼びかけています。
また、青森空港を発着する空の便にすでに欠航がでているため、交通情報にも留意が必要です。